【相馬野馬追】リアル戦国時代がすごすぎた
福島県南相馬市で行われる伝統行事「相馬野馬追」はまるで戦国時代にタイムスリップしたかのような体験ができると噂に!その真相はいかに!?東京の大学生が、実際に現地に行って調査してきました!
相馬野馬追(そうまのまおい)とは?
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【2024年度の相馬野馬追スケジュール】
5月25日(土)出陣・宵乗り
・出陣
・宵乗り競馬 @雲雀ヶ原祭場地
・宵乗り軍者会 @旭公園 など
5月26日(日)本祭り
・お行列 @野馬追通り
・甲冑競馬 @雲雀ヶ原祭場地
・神旗争奪戦 @雲雀ヶ原祭場地
・火の祭 @小高区前川堤防周辺 など
5月27日(月)野馬懸
・野馬の追い込み @相馬小髙神社
・御神馬の献納 @相馬小髙神社 など
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大学生チームは今回、25日の宵乗り競馬から、26日の神旗争奪戦までを観てきました!
わたし自身、日本史で一番好きな時代は戦国時代で、時代劇などで武将が馬に乗って走るシーンはいつ見てもかっこいいなあと思ってしまいます。
本記事ではわたしたちが取材した野馬追のイベントを中心にご紹介していきます!
日本史、戦国時代が好きな方はぜひ最後までご覧ください!
宵乗り軍者会
まずは宵乗り軍者会です!初めてすべての軍者が一堂に会し、翌日の進行を確認・決定します。総大将の訓示も受け、軍者の士気も高まる伝統行事です!
相馬家家臣たちが一堂に会し、盃を交わす姿はまさしく、戦国時代を彷彿とさせる大迫力でした!
また、今年は狂言師・和泉元彌さんが初出陣し、祝言の舞を披露するなどにぎやかな式となりました。
周辺では縁日が開かれており、金魚すくいや射的、たくさんのグルメを堪能することができました!
お行列
26日は朝からお行列を観覧しました。
お行列は陣螺(じんがい)・陣太鼓の合図に停止・前進を繰り返し、隊列を整えながら、約3㎞先の雲雀ヶ原祭場地へ向かいます。
総勢400騎の騎馬武者たちが祭場地を目指して南相馬の市街を進軍していく様子は、威風堂々にして豪華絢爛!まさに天下無比の圧巻です!
甲冑競馬
お行列のあとは雲雀ヶ原祭場地にて甲冑競馬が行われます!
先祖伝来の旗指物をなびかせ、人馬一体となり風を切り疾走する様子は、観ていて心を奪われること間違いなしです!
馬の疾走感や地響き、旗のはためく音などが大迫力でした!!
馬が走る様子を間近で取材。砂を巻き上げながら走る馬はまるで飛んでいるかのようでした!
神旗争奪戦
甲冑競馬でテンションがマックスになったのも束の間、次は神旗争奪戦があります。
これは数百騎の騎馬武者がどっと駆け出し、天中高く打ち上げられた花火が炸裂し、ゆっくり舞い降りてきた二本の御神旗を勇猛果敢に奪い合いあう競技です。
数百騎の騎馬武者が旗に向かって一斉に走り出す姿は感無量です!土煙の中、御神旗を取った騎馬武者がウィニングランのように、坂をのぼっていく姿もとてもかっこいいです!!
番外編:観覧者に突撃インタビューしてみました!
「はじめてきたんですけど、馬の走る地響きや土埃、匂い、音、見た目もめちゃくちゃ迫力が凄くてビックリしました」
「相馬野馬追はここでしか得られない体験なのでぜひ体感してほしい。これを機に福島の良いところもたくさんあるので、足を運んでもらえれば良いなと思っています!」
「一番感動したのはやっぱり甲冑競馬ですね!臨場感があってはまっちゃいました」
「7月から5月に変更になったと聞いて、それなら暑さもなく行きやすいかなと思ってはじめて来ました。日差しがつよくて大変だったけど、5月になってちょうどよかったです!」
インスタではそのインタビューの様子もリール動画に載せているので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!
最後に
いかがでしたでしょうか?野馬追の魅力がみなさんに少しでも伝わっていましたらうれしいです!
余談ではありますが、2024年は7月開催から5月開催となりました。例年より過ごしやすい中での開催ではあったようですが、筆者は日焼け止めを塗らずに炎天下のもと過ごしていたので、真っ赤に日焼けしてしまいました(´;ω;`)
もし来年以降行かれる方は、日焼け止めを塗っていくことをオススメします!
以上、戦国時代にタイムスリップした体験ができる相馬野馬追の魅力をご紹介しました!
大学生プロジェクトInstagramアカウント(ID : yosomono._.wakamono)では、動画も公開中!ぜひご覧いただき、「いいね」やコメントで応援をよろしくお願いいたします!