移住者目線の写真展|#みなみそうまからはじめよう企画展開催中‼︎
2024年2月26日(月)から南相馬市小高区役所の市民ギャラリーで写真展が開催されています。
写真展の主催者は南相馬市に一昨年の4月に移住した半沢竜馬(はんざわ・りょうま)さん。
南相馬の素敵な風景を映し出す半沢さんに写真展開催のきっかけや南相馬での暮らしについてお聞きしました。
半沢さんについて
南相馬との関わりについて
---半沢さんはいつから南相馬で暮らしていらっしゃるんですか。
半沢さん
一昨年の4月に仕事の関係で南相馬市に移住しました。生まれは宮城県の村田町ですが、伯母が相馬市に住んでいたり、祖母の湯治で「はらまちユッサ」に一緒に訪れたことがあったり、相馬野馬追も見に来たことがあるので、実は南相馬はそこまで馴染みがない地域というわけではないんです。
同じく写真が趣味で復興に取り組んでいる先輩移住者も南相馬にいたので、私が南相馬に移住すると聞くととても喜んでくれました。
残してくれたものをこれからに繋げる
---今回の企画展開催のきっかけを教えてください。
半沢さん
今回の企画展開催は、先ほどお話した先輩移住者が病気で亡くなってしまったこともきっかけの一つとなっています。
先輩は福島市への異動が決まっていたので、「仕事が落ち着いたら、今度は相馬野馬追を一緒に撮りに行こう」と言ってくれていました。
しかし、その今度は叶いませんでした。
その出来事もあり、移住者として先輩が残してくれたものをこれからの人に伝えていきたいという想いが企画展開催のきっかけとなっています。
地域への感謝と想いを伝えたい
---企画展への想いを教えてください。
半沢さん
移住者はどうしても地域との関わりが薄くなってしまう部分があるように感じています。移住者同士での交流はあっても、なかなか地域との交流は難しいかなと。
しかし、南相馬に移住して、何気なく声をかけてくれるお店の人や、体調の心配をしてくれる地域の人などがいて、南相馬は移住者にとても温かいと感じました。
今回の企画展を通して、移住者の自分を受け入れてくれた南相馬への感謝と移住者も地域に溶け込みたいと感じていることを少しでも伝えられたらと思っています。
地域の魅力は沢山あるんです
---半沢さんの感じる南相馬の魅力はなんですか。
半沢さん
南相馬には住民の方が見落としがちなところに魅力があると思っています。
近くのよく訪れるようなところにも魅力があって、フォトジェニックな場所の発信が少ないけれど、海をはじめとして意外とフォトジェニックなスポットが沢山あると感じています。今後も写真が趣味の仲間たちと一緒に南相馬の魅力の発信をしていきたいと思っています。
南相馬は『移住初心者向け』
---南相馬に移住を検討されている方にメッセージをお願いします。
半沢さん
移住の際に大きなハードルとなるのは、移動の労力とコミュニティに馴染めるかといった不安だと思います。南相馬は東京や仙台から電車で1本で行けるため、移動の労力がそこまでかからない部分もありますし、元々あった縁が切れにくいと思っています。また自分自身が感じたように南相馬は移住者にも温かい地域だと思います。
そういった良さがあるので、南相馬は「移住の初級者向け」と言えるかなと。
山奥に住むなどチャレンジングな移住もあるかもしれないけれど「ゆる移住」したい人におすすめの場所ですね。
---半沢さん、ありがとうございました。
写真企画展『#みなみそうまからはじめよう』にもぜひ足をお運びいただき、半沢さんの映し出す南相馬の魅力をご覧いただけますと嬉しいです。
半沢さんには南相馬市移住定住課のキャッチコピー「みなみそうまからはじめよう」にご共感いただき、企画展のタイトルにもご使用いただきました。
このキャッチコピーは、私たち移住定住課の職員が『南相馬への移住』を考えたときに南相馬でどのように暮らしてほしいか、そして私たちがどんな応援ができるのかをみんなでアイデア出しし、南相馬で自分らしい暮らしの実現に1歩踏み出してもらえたらとの想いを込めてつけたキャッチコピーです。
これからもこのキャッチコピーを掲げ、南相馬の魅力や南相馬での暮らしを全力で発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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